NECは株価急落を受けて自社株買いを実施する

NECは9日、最大300億円の自社株買いを実施すると発表した。米人工知能(AI)開発新興アンソロピックの新技術公開で、NECの主力事業であるシステム開発がAIに代替されるとの思惑が広がり、株価が急落した。同社は「足元の株価水準に満足していない経営陣の意思を示すのが目的」としている。

藤川修最高財務責任者(CFO)は9日のアナリスト向け説明会で「AIは(ビジネス)機会もあればリスクもあるが、差し引きでみれば我々にはプラスだ」と強調した。

発行済み株式総数(自己株式除く)の0.51%にあたる680万株を上限に東京証券取引所で市場買い付けする。取得期間は10日から3月31日までとなる。

NEC株は2月に入ってから急落しており、前週末の終値は4311円と1月末に比べて17%安となった。9日は4営業日ぶりに反発し4508円で取引を終えた。

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