フジ・メディア・ホールディングス(HD、FMH)は9日、5日に実施した約2350億円の自社株買いを巡り、買い付けられずに残ったとみられる村上世彰氏側の持ち分について、村上氏側が市場で売却する意向であることを確認したと発表した。村上氏側に今後FMH株を取得する予定がないことも確かめたとしている。
9日に関東財務局に提出した臨時報告書の訂正報告書で明らかにした。今回の自社株買いで買い付けられなかった村上氏側の株式についてFMHは「(村上氏側が)速やかに市場で売却する意向であることを表明し、当該意向を撤回しないことに合意」したという。
FMHの清水賢治社長(フジテレビジョン社長)が村上氏に対し、今後FMH株を取得する意向について質問したところ、「村上氏は(FMH株を)今後取得することはないと思う旨回答し、清水社長はこれを了承した」という。
FMHは5日、東京証券取引所の立会外買い付け取引「ToSTNeT(トストネット)3」において2349億円(6121万株)の自社株買いを実施した。ただ、予定より応募の数が上回ったため全株式を買い付けられなかったもようだ。
村上氏らが関わる投資会社レノ(東京・渋谷)らはFMH株の譲渡・処分ついて、事前にFMHの承諾を必要とする旨に合意していた。
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