シマノは10日、2026年12月期の連結純利益が前期比24%増の420億円となる見通しだと発表した。主力市場である欧州と中国で自転車部品の販売回復が遅れる結果、営業利益が同9%減少するが、前期に196億円あった為替差損がなくなる。年間配当は前期比24円増の363円で、500億円の自社株買いも前期に引き続き実施する。

26年12月期の売上高は横ばいの4670億円の見通し。欧州と中国の自転車部品がそれぞれ横ばい、6%減にとどまる。両地域は自転車ブーム後に店頭などの市場在庫が積み上がり、販売回復が課題となっていた。欧州は「在庫はほぼ一巡したが、ユーザーの買い替えサイクルが長くなっている」という。

自社株買いは発行済み株式総数(自己株式除く)の3.4%にあたる295万株が上限で、取得期間は2月12日から27年1月31日まで。同社は前期も260万株(500億円)の自社株買いを実施しており、2年間で合計1000億円となる。363円の年間配当は創業100周年の記念配があった20年12月期(355円)を上回り、過去最高となる。

同日発表した25年12月期の売上高は前の期比3%増の4662億円、純利益は同55%減の339億円だった。

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