日立製作所と九州フィナンシャルグループ(FG)子会社で再生可能エネルギーの発電・供給を手掛けるKSエナジー(熊本市)は10日、再エネの需給を調整する系統用蓄電所事業「KSE熊本蓄電所(仮称)」の開発・運用で提携したと発表した。熊本県内での蓄電所を開発し2029年1月の稼働開始を目指す。

九州は電力の出力抑制が多いため、蓄電所の普及拡大をはかることで再エネの安定供給や導入促進を進める。出力は50メガワット、容量112メガワット時を予定し、一般家庭430世帯の1年分の使用電力に相当する。通常の電圧よりも規模が大きい特別高圧の系統用蓄電所となる。

太陽光発電などの再エネは天候次第で発電量が一定でないことが課題となっている。系統用蓄電池は電力が余っているときに充電し、逼迫すれば放電するといった機動的な需給調整ができるため。電力の需給変動の対応能力を高められる利点がある。

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