アステラス製薬は10日、米国で販売している過活動ぼうこう治療薬「ミラベグロン」の特許侵害訴訟に関して、インドの製薬企業Lupinと和解したと発表した。アステラス製薬は和解条件を非公開としており、2026年3月期連結業績への影響は「現在精査中」としている。

ミラベグロンは頻尿や失禁などの原因となる過活動ぼうこうの治療薬で、国内でも使われている。Lupin以外の後発薬メーカー2社とは訴訟が継続している。

アステラス製薬は米国で複数の企業が申請したミラベグロンの後発品が、同治療薬の特許を侵害しているとして20年に提訴した。デラウェア州連邦地裁は製剤特許を無効とし、アステラス製薬は連邦巡回区控訴裁判所に上訴した。控訴裁判所は地裁の判決を差し戻し、25年4月には製剤特許を有効とする判決が下されていた。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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