タダノの25年12月期の純利益は前の期比2.8倍に

建設用クレーン大手のタダノは10日、2025年12月期の連結純利益が前の期比2.8倍の182億円だったと発表した。M&A(合併・買収)で事業を拡大した。米関税政策の影響も受けたが、欧州の工場再編に伴う固定資産売却による特別利益の計上などが増益に寄与した。

売上高は20%増の3494億円で3年連続で過去最高を更新した。海外で車両搭載型クレーンなどの売り上げが伸びた。買収した米マニテックス・インターナショナル、国内他社から事業買収し立ち上げたタダノインフラソリューションズの業績も全体を押し上げた。

米関税政策で価格転嫁対策など26億円の費用計上を迫られた。営業利益段階で22%減益だったが、有価証券売却益なども加わり最終増益となった。1株あたり配当金は従来予想から8円上乗せし過去最高の44円とする。

26年12月期の連結売上高は前期比14%増の4000億円、純利益は23%減の140億円を見込む。北米のデータセンター投資における需要増が追い風だが、特別利益の反動減などで最終減益を予想する。年間配当も10円減配の34円とする。

地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。