
ダイカスト大手のリョービが12日発表した2025年12月期の連結純利益は前の期比61%増の111億円だった。取引先の自動車メーカーの生産が回復し、ダイカスト製品が伸びた。生産量の増加でコストが下がり、大幅増益につながった。
売上高は5%増の3091億円、営業利益は33%増の126億円だった。記者会見した有廣弘執行役員は「(車の構成素材が軽量化のために)鉄からアルミに置き換わってきていることも増収の理由の一つだ」と話した。
26年12月期通期の業績予想については売上高が3130億円(前期比1%増)、営業利益は128億円(1%増)、純利益は115億円(3%増)を見込んだ。電気自動車(EV)需要の減速で北米では売り上げが減るが、日本で伸びるとみる。
リョービは米国のEV普及の減速からメキシコ工場でEV用製品の生産能力を拡大する計画を凍結している。着工は24年の予定だった。「EV化の進展が減速しているため凍結期限は設けていない」(有廣氏)とした。
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