機械部品大手のTHKが12日発表した2025年12月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が698億円の赤字(前の期は104億円の黒字)だった。決算と同時に業績予想の修正を公表し100億円の黒字としていた従来予想から一転、赤字に転落した。26年12月期の連結最終損益は215億円の黒字を見込む。
赤字転落は投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京・港)に、全社売上収益の4割を占める自動車部品事業を売却する決定が主因だ。決定に伴い前期決算に816億円の事業整理損失を計上した。従来予想で3600億円だった前期の売上収益と同160億円だった営業利益は、それぞれ2404億円、144億円になった。
自動車部品事業が連結対象から外れる見通しの26年12月期の業績予想は売上収益が2600億円、営業利益は260億円。継続事業ベースでの比較では売上高は前期比8%増、営業利益は80%増になる。収益性の低い自動車部品事業を売却し、工作機械向けを中心とする産業機器事業に集中することで経営効率を高める。
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