連結決算を説明するコーセーHDの小林一俊社長㊧(12日、東京都中央区)

コーセーホールディングス(HD)は12日、2026年12月期の連結純利益が前期比20%減の121億円になる見通しだと発表した。構造改革での中国事業整理に伴う特別損失を計上し、前期に法人税が減った反動が響く。

売上高は前期比6%増の3500億円、営業利益は8%増の200億円を計画する。年間配当は前期比10円増の150円とする。24年12月期は構造改革に伴う中国事業整理損を計上したため、25年に納める法人税などが減り前期の連結純利益を押し上げた。

小林一俊社長は「日本での販売強化や欧米市場の新規開拓、EC(電子商取引)比率を上げることで更なるパフォーマンスの向上(業績拡大)を目指す」と述べた。

同日発表した25年12月期の連結決算で、純利益が前の期比2倍の151億円だった。売上高は2%増の3301億円、営業利益は6%増の184億円だった。欧米で展開している「タルト」ブランドやアルビオン事業が減益となったが、中国本土の黒字化やコスト削減が寄与した。最大30億円の自社株買いの実施も同日発表した。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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