セガサミーホールディングスは13日、2026年3月期の連結最終損益が130億円の赤字(前期は450億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想は375億円の黒字だった。23年に買収したフィンランドのゲームメーカー、ロビオ・エンタテインメントののれんの減損損失を313億円計上したことなどが響く。
ロビオの主力はモバイルゲームで、競争激化のために収益性が想定を下回ったという。24年に買収を発表したオランダのカジノ関連企業「Stakelogic(ステークロジック)」についても、今期中に約150億円の減損損失を計上する見通し。オランダでの規制強化の影響で市場が縮小し、想定収益を引き下げた。
13日、最大200億円分の自社株買いも発表した。7月末までに、自己株式を除く発行済み株式総数の5.71%にあたる1200万株を上限に市場から買い付ける。当面、大型M&A(合併・買収)は凍結する。
ロビオは今後のゲーム開発を「アングリーバード」や「ソニック」といった主力タイトルのみに絞り、映画やグッズなどの知的財産(IP)展開を強化する。
同日発表した2025年4〜12月期の連結業績は最終損益が168億円の赤字(前年同期は417億円の黒字)、売上高は4%増の3352億円だった。ゲーミング事業で買収した企業の売り上げ分が増加したが、主力の家庭用ゲームソフトの売り上げは想定を下回った。
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