
三井金属は13日、2026年3月期の連結純利益が前期比19%増の770億円になる見通しだと発表した。従来予想(34%減)から340億円上方修正し一転、最高益となる。事前の市場予想平均(QUICKコンセンサス、457億円)も上回る。円安や金属価格の上昇が利益を押し上げる。生成AI(人工知能)の拡大でデータセンター向けの製品も堅調だ。
あわせて26年3月期末の配当を従来予想から30円増やし140円(前期末は90円)にすると発表した。三井金属は配当を維持または増額する累進配当を採用し、株主資本配当率(DOE)は3.5%をメドとしている。
26年3月期の売上高は5%増の7500億円、経常利益は57%増の1200億円の見通しで、従来予想からそれぞれ350億円、430億円上方修正した。通期の想定為替レートは1ドル=150.3円と従来予想から2円強ほど円安方向に見直した。足元の金属価格上昇を反映し亜鉛や銅の想定価格も引き上げた。
同日発表した25年4〜12月期の連結決算は売上高が前年同期比3%増の5422億円、純利益が6%減の490億円だった。営業利益は28%増益だったものの、子会社の三井金属アクトの譲渡に伴い特別損失を計上した。
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