
ローランドが13日発表した2025年12月期の連結決算は、純利益が前の期比64%減の21億円だった。米国子会社のドラム・ワークショップ(DW)で38億円の減損損失を計上したほか、18億円の繰り延べ税金資産取り崩しが響いた。
ローランドは22年にDW社を約90億円で買収した。23年には共同開発製品を発売したが、当初想定していたシナジー(相乗効果)が発揮できずにいた。25年になると、米中の関税対立の影響が追い打ちをかけた。中国国内にはDW社の生産委託先があった。
売上高は主要市場の米国で販売が堅調に推移し、2%増の1009億円だった。営業利益は米関税の影響もあり5%減の94億円だった。
26年12月期の連結純利益は、前期比3.3倍の72億円になる見通し。売上高は5%増の1064億円を見込む。DW社を巡っては基盤事業の立て直しを進め、26年に営業黒字化を計画する。
併せて13日、28年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。投下資本利益率(ROIC)を18%、自己資本利益率(ROE)を20%とする目標を掲げた。売上高は1200億円、純利益は102億円を目指す。
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