シャープの亀山工場(三重県亀山市)

シャープは29日、液晶パネルを生産する亀山工場(三重県亀山市)の一部を、自動車関連部品の試作や開発を手掛けるトピア(三重県鈴鹿市)に売却すると発表した。スマートフォン向けセンサー部品を生産していた工場が対象で、売却額は12億円。トピアは自動車関連部品の試作ラインに転換する。

シャープの亀山北工場(延べ床面積は約3万平方メートル)の土地・建物の売買契約を両社が29日付で結んだ。9月25日に譲渡する見通しで、2026年3月期に固定資産売却益として4億8400万円を計上する見込み。同工場は21年3月期以降稼働を停止していた。

亀山工場を巡っては、スマートフォンやタブレットなど向けの中小型パネルの生産を手掛ける2つの生産棟のうち、第2工場を26年8月までに親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に売却し、今後は第1工場に生産を集約すると発表している。

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