SBテンパス設立時の記者会見にはソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が登壇した(24年、東京都千代田区)

ソフトバンクグループ(SBG)が米医療テック会社と折半出資で設立した合弁会社SBテンパス(東京・港)は16日、がん研究会(東京・江東)と共同研究を始めると発表した。人工知能(AI)で診察時の会話をまとめ、電子カルテの記録業務の効率化をめざす。

診察室での医師と患者の会話を収録し、生成AIを使って内容を構造化する。電子カルテ記録のための要約を自動生成する。がん研究会が医療現場で実証し、有効に機能するか評価・検証する。医師の記録負担を減らし、患者との対話に集中できる環境の実現につなげる。

SBG傘下のソフトバンクロボティクス(東京・港)が医療業務支援ツールのプロトタイプを設計開発し、検証する。SBテンパスは医療現場のニーズを整理する。実施期間は2月から27年の3月まで。会話の収録では事前に患者から同意を取得し、データは病院内で保管する。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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