
宇都宮市の佐藤栄一市長は29日の記者会見で、次世代型路面電車「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」のJR宇都宮駅西側延伸が、当初予定していた2030年に実現するのは「極めて難しい」と明言した。「誠に残念で、期待していた方々には大変申し訳ない」と謝罪した。
市は1日に開いた市議会議員への説明会で、30年の延伸実現が厳しいとすでに表明している。佐藤市長は当初、延伸の実現時期を「30年代前半」としていたが、24年11月の市長選で「30年」に前倒しする公約を掲げ、6選を決めた経緯がある。
延伸工事に際し一部区域で道路の拡幅が必要となり、それに伴う用地の買収や地下埋設物の移設に想定以上に時間を要すると述べた。延伸については、市が掲げるネットワーク型コンパクトシティの形成を支えるのに不可欠だと強調し、継続する姿勢を示した。時期については「1日も早い開業を目指す」と述べるにとどめた。
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