
ヤマト運輸は29日、北海道南部の奥尻島で貨客混載型の公共ライドシェア「島のりあい」の実証運行を始めた。ヤマトのドライバーが配達しながら、無料で人も運ぶ。荷室を分けた専用車を使い予約・配車も受ける。実証事業は奥尻町が運行主体となり、年末まで続ける。事業費は2000万円。ヤマトは初めてライドシェアを手がけ、利用者は事前予約により好きな場所へ移動できる。
ヤマトホールディングスの長尾裕社長は「人口減による地域課題の解決を図る事業を始めることが、ネットワーク維持につながる」と語り、今後の事業化を視野に入れる。秋には住民のドライバーが加わり町が別途購入する車両と併せ2台体制とする。日ごろは配達にあたるプロドライバーが町民ドライバーと同じように人を運ぶ。

ヤマト運輸は2021年から奥尻町の営業所内で食品・雑貨を販売。22年からは移動販売も始めている。
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