カゴメは「野菜定点調査2025」の結果を発表した。3歳から小学生までの子どもを持つ人に子どもの嫌いな野菜を聞いたところ、首位が「ピーマン」で28.1%となり、2位以下は「ナス」（25.3%）、「ネギ」（19.5%）が続いた。成長するにつれ味覚が変化するほか、調理法を変えることで克服できたという意見も見られた。
調査は5月21〜23日に15歳から69歳の男女4680人を対象にインターネットで実施した。
好きな野菜の首位は「トマト」で43.2%。2位以下は「キュウリ」（33.6%）、「ブロッコリー」（32.8%）が続いた。
子どもの頃は嫌いだったが現在は克服した野菜についても調査した。首位は「ピーマン」で21.6%、2位は「ナス」で13.0%、3位は「ニンジン」で8.8%だった。克服した理由については、どの野菜においても「子どもの頃からの味覚の変化」が最も多く、大人の味として受け入れるようになったり、調理法を変えたりすることで克服できたという回答が多かった。
野菜の価格高騰を受け、食べられるのに使わずにいつも捨てている野菜の部位についても調査した。首位は「ピーマンの種」で49.6%、2位は「大根の皮」で40.8%、3位は「レタスの芯」で39.1%だった。
なつかしさを感じる野菜料理では、首位が「肉じゃが」で36.3%、2位が「かぼちゃの煮物」で25.9%、3位が「筑前煮」で22.1%だった。世代別に見ても20代から60代の全ての世代で「肉じゃが」が1位となり、幅広い世代からなつかしい味として親しまれていることが明らかとなった。
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