ヤマハ発動機は25日、2026年の春季労使交渉で、労働組合に対して年間休日を1日増やし122日にすると回答した。休日が増えるのは同社にとっては33年ぶりで、自動車業界の労働組合で組織する自動車総連(東京・港)に加盟する完成車メーカーでは初となる。

1回目の団体交渉で妥結した。1993年以来の休日増になるという。同社は「心身のゆとりを確保することで、生産性向上と働きやすい職場づくりを進める」とコメントした。

合わせてベースアップ(ベア)に相当する「賃金改善分」と定期昇給に相当する「賃金制度維持分」の総額で月1万9400円と労組の賃上げ要求に満額回答した。残りの交渉では働きがいの向上などについて意見を交わす。

完成車メーカーなどの製造系企業の年間休日は30年以上にわたり、121日が通例となっていた。自動車総連は中長期的な人手不足に対応するため、段階的に年間休日を増やし、2027年までに5日増やすことを要求方針に盛り込んでいる。

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