
伊藤忠商事は25日、オフィスビルの販売などを手掛けるサンフロンティア不動産と資本・業務提携を結ぶと発表した。総額で320億円を投じて20.05%を出資する。国内で老朽化したビルが増加するなか、中古オフィスを改修して販売するビジネスに商機を見込む。
まず134億円を投資してサンフロンティアの第三者割当増資を引き受ける。取得価格は1株あたり2438円。増資の完了後、伊藤忠による同社への出資比率は9.07%になる。4月1日の払い込み完了を見込む。
その後に約186億円を投資し、同社にTOBをかける。買い付け価格は1株当たり2800円で、サンフロンティアの24日終値に比べて約9%のプレミアム(上乗せ)となる。買い付け期間は2月26日から4月9日まで。4月16日に決済開始を予定する。TOBの完了後、サンフロンティアへの出資比率は20.05%を見込む。
伊藤忠の不動産事業はマンションの開発・販売に強みをもつ。中古オフィス事業を強化し、収益源を広げる狙いだ。サンフロンティアは中古ビルを買い取って改修し、オフィスとして再販売する事業に強みをもつ。
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