
マツダが26日に発表した1月の世界販売台数は前年同月比10%減の9万1000台だった。前年割れは6カ月連続になり、日本、米国、欧州、中国の主要市場で落ち込んだ。全面改良した主力車「CX-5」を各市場に投入し、販売のてこ入れを図る。
米国の高関税政策で打撃を受けたマツダの業績は足元で回復してきている。新型「CX-5」は欧州に続いて米国、日本などで順次発売する。2026年以降に業績を再び成長軌道に戻せるかは新型車の販売状況に左右される。
主力市場である米国の1月の販売は2万8900台で14%減だった。現地生産の中型多目的スポーツ車(SUV)「CX-50」は伸びたが、大型SUV「CX-90」が振るわなかった。大寒波が襲来した影響もあった。
日本の販売は1万1600台で11%減だった。25年11月に標準装備を見直して値上げした小型車「マツダ2」などが低迷した。
中国は33%減の3700台と、落ち込みが激しかった。電気自動車(EV)購入に対する補助削減などが響き、長安汽車と共同開発したEVの販売が減った。欧州はCX-5の在庫切り替えの影響で微減だった。
国内生産は7%減の6万1300台だった。欧州、米国向けのCX-5の本格生産を始めた広島工場の生産台数は前年を上回ったが、大型SUVを手がける山口県防府工場の生産が減った。
世界生産台数はメキシコ工場の低迷が響き、12%減の9万3200台だった。
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