
非鉄金属メーカーで構成する日本鉱業協会(東京・千代田)の田中徹也会長(三菱マテリアル社長)は19日、都内で定例記者会見を開き「我々はエネルギーをかなり消費する産業なので、イラン情勢による原油高はダイレクトに影響を受ける」と話した。同日、協会の会長をJX金属の林陽一社長に交代することも発表した。
ホルムズ海峡の事実上の封鎖によって非鉄金属の原料や製品のサプライチェーン(供給網)が受ける影響はあまり大きくないとしつつ、「欧州向けの一部の製品は船会社含めて調整が必要と聞いている」(大川広三理事)という。
非鉄各社は工場などで、中東からの供給が逼迫する重油をボイラーや製品生産の炉に使っている。田中会長は「エネルギー代替は結構進んでおり産業廃棄物を熱源として使っているので、影響がないわけではないがそれほど大きくはないと思う」とコメントした。

新会長となるJX金属の林氏の就任は4月1日付だ。同協会では任期を1年として会員企業の代表が交代で会長を務めている。
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