
しなの鉄道は23日、2026年度の経営計画を発表し定期外の輸送人員を24年度より1割多い400万人以上に伸ばすといった数値目標を掲げた。定期外の輸送人員400万人以上は新型コロナウイルス感染拡大前の18年度以来の水準だ。29年3月の最終運行を予定する観光列車「ろくもん」では特別運行の企画などを強化し、25年度の利益見込み額3100万円より約6割多い年5000万円以上の利益を目指す。
同社が単年度の経営計画で数値目標を設定するのは初という。残存数が少ない「115系電車」を活用した沿線地域への誘客施策「プロジェクト115」では2000万円以上の利益を上げる。
26年度の損益計画も公表した。定期外の旅客運輸収入は25年度計画比3%増を見込み、最終黒字を目指す。同日、記者会見を開いた土屋智則社長は輸送人員に関し「3月に開業した商業施設『軽井沢 T-SITE』に遊びに行く沿線住民や通勤客などの増加を織り込んでいる」と話した。
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