
タクシー大手の国際自動車(km、東京・港)は25日、東京都内で大型ハイヤー拠点の開所式を開いた。2027年度までにトヨタ自動車の「アルファード」を100台増やし、都心の企業幹部などの送迎需要に応える。中長期で市場拡大が見込みづらいなか、車内空間の快適性や運転手の質の高さを売り込みシェア拡大を目指す。
三井倉庫ホールディングスが東京都中央区で保有する「MSH日本橋箱崎ビル」内に4月1日、km子会社の国際ハイヤー(東京・品川)の拠点「日本橋支店」を開く。自走式の駐車場や執務室、仮眠室を確保する。
国際ハイヤーは丸の内と品川に拠点を構えており、日本橋を合わせると車両台数は2割以上増える見込み。同社の加藤寛治社長は「業界でもトップクラスの保有台数になる」とし、「新型コロナウイルス禍以降にハイヤー事業が回復しており大きく事業を拡大する」と述べた。
新たに導入するアルファードはガラス製のルーフを備え、車外の景色を楽しみやすくした。kmの松本良一社長は運転手の待遇改善も進め、「車両だけでなく運転手の質の高さもアピールしていきたい」と語った。ホテルや観光地の間を移動するインバウンド(訪日外国人)向けの需要も開拓する。
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