
サントリーは31日、ジンをベースにしたRTD(アルコール缶飲料)「翠ジンソーダ缶」をリニューアルして発売する。希望小売価格は350ミリリットル缶でこれまでの212円から、196円に値下げする。より手ごろな価格帯で食中酒としての需要を取り込む。翠ブランド全体で2026年の年間販売数量を前年比8%増やす計画だ。
翠ジンソーダ缶<すっきり爽やか>と同<本格濃いめ>の2種類を投入する。すっきり爽やかはかんきつの香りを立たせ、飲みやすい味わいに仕立てた。本格濃いめは缶詰め後に加熱殺菌をしない製法で素材の香り変化を防ぎ、炭酸感も強めたという。
国内ジン市場でサントリーは約7割のシェアを握り、翠は主力ブランド。ソーダ缶は家庭での翠の飲用間口を広げるため22年に発売した。無糖系や低アルコール系などRTDの選択肢が増えたほか、スーパーなどで安価な商品も多くなり、25年のソーダ缶の販売数量は前の年を下回っていた。
ソーダ缶の値下げは投入以来初めて。26日に開いた説明会で梅原武士執行役員は「これまでの価格帯では他のお酒より少し高く、選択をためらう消費者も多かった。新価格帯で家庭内での接点を増やし、翠の価値を上げていく」と話した。
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