ダイセルは26日、2026年3月期の連結純利益が前期比80%減の100億円になる見通しだと発表した。従来予想の500億円から400億円下方修正した。 医療や電子部品材料などに使われる「環状オレフィン・コポリマー(COC)樹脂」の需要が伸び悩み、建設中のプラントへの投資額も増えて収益性が低下し、約320億円の減損損失計上が響く。

売上高は2%減の5760億円、営業利益は33%減の410億円、それぞれ従来予想から70億円、55億円下振れする。主力とするたばこフィルターの原料であるアセテート・トウの販売減や、26年1〜3月期に発生した一酸化炭素プラントのトラブルが響いた。

COC樹脂の新プラントの稼働時期も見直した。これまで予定していた27年1〜3月期から、28年3月期中へ延期する。

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