
九州電力は26日、親会社となる持ち株会社「キューデンホールディングス(HD)」を10月に新設すると発表した。2027年4月には発電・小売りや再生可能エネルギー、都市開発など6つの事業会社を抱える体制に移る。各事業ごとの権限を高めて成長力強化を狙う。
HD社長に就く九電の西山勝社長は26日の記者会見で「権限と責任を下ろして各事業が成長すれば、今の状態より利益もキャッシュフローも積み上がる」と強調した。
新社名は「九電の名前は残しつつ、成長事業も含めて挑戦する企業を目指す名称にした」(西山社長)という。九電子会社で海外事業を担うキューデン・インターナショナル(福岡市)や、通信子会社のQTnet(同市)などもHDで直接保有して経営の自由度を高める。
原子力発電は事業子会社の九州電力が運営責任を担い、HDは純粋持ち株会社としてグループの経営管理に専念する。西山社長は「HDが原子力事業の運営を違う目で見るという意味で安全をチェックする人が増える」と話した。
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