マクセルは27日、半導体の製造工程で使う部材事業を、同業のソノコムに売却すると発表した。売却額は9億3000万円で、7月中に売却を完了する。2027年3月期を最終年度とする中期経営計画に沿った事業再編の一環とした。

マクセルが売却する「エレクトロ・ファイン・フォーミング(精密電気鋳造=EF2)事業」は、半導体ウエハー上の回路形成のほか、接着剤を塗布する際に使う薄い板状のマスクなどを製造している。同事業の25年3月期の売上高は21億円だった。ソノコムもコンデンサーや半導体向けで同製品を手掛けている。

マクセルは中期経営計画で、全固体電池などの成長事業に投資を振り向けるとしていた。まずマクセルが100%出資する新会社を設立し、EF2事業を移管する。ソノコムが新会社の株式を取得し、事業売却手続きを完了する。

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