JX金属は30日、カナダのレアメタル(希少金属)採掘を行う会社、ファイアウィード・メタルズの株式を取得すると発表した。タングステンやガリウムなど半導体材料として使う資源を確保する。
出資額は4700万カナダドル(約54億円)で、議決権ベースの出資比率は5%になる。4月7日付で株式を取得予定。中国依存度が高い資源もあり、カナダからの調達でサプライチェーン(供給網)を多様化する。
出資の資金は、チリに持つカセロネス銅鉱山の権益を一部売却した利益を充てる。
ファイアウィード・メタルズはカナダ北部を中心にタングステンやガリウム、ゲルマニウムの採掘を目指して調査を進めている。タングステンは半導体の成膜に使う「スパッタリングターゲット」に使い、半導体の微細化に用いられる。ガリウムやゲルマニウムは中国依存度が高く、出資を通じてサプライチェーン安定化を目指す。
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