高層複合ビル「浜松アクトタワー」(浜松市)を巡り、セキスイハイム東海(同)や静岡銀行が出資するファンドが取得すると発表した。オリックス不動産投資法人から171億円で買う。地元企業の出資と地方銀行の融資を合わせて、地域活性化を目指したビルに改修する。

しずおかフィナンシャルグループ(FG)傘下のSFG不動産投資顧問(静岡市)が受託したファンドで資金を募り、須山建設(浜松市)とホテル運営の呉竹荘(同)も出資する。商工組合中央金庫のほか大垣共立銀行、清水銀行、名古屋銀行、あいち銀行、山梨中央銀行が融資する。
27日と9月1日の2度に分けてビルを取得する。ファンドには取得費用以外の資金も積み立てており、9月以降の改修に充てる。アクトタワーはJR浜松駅そばで1994年に開業し、地上45階建てと静岡県内で最も高い。低層階は商業施設で、オフィスやホテルも入る。
SFG不動産によるとオフィスの稼働率は高い一方、休日は訪れる人が少ないという。改修に加えて入居テナントの入れ替えも進め、若年層や遠方客でも来たくなる施設にする。当面のファンドの収益は賃貸収入とし、短期売買ではなく地元資本による長期的な活性化を目指す。
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