
KDDIは31日、子会社でインターネット接続事業を手掛けるビッグローブの広告代理事業で発覚した架空取引による不正会計問題を受けて、ビッグローブの山田靖久社長が同日付で辞任すると発表した。
ビッグローブ傘下の「ジー・プラン」の竹内庸真社長も31日付で辞任する。一連の問題の責任をとる。
KDDIの高橋誠会長や松田浩路社長は月例報酬の3割を3カ月返納する。弁護士と公認会計士らで構成する不正会計問題の特別調査委員会は、KDDIなどの組織的な事案ではないと報告した。
KDDIが特別調査委の報告書を受理して処分を判断した。架空取引は、ビッグローブとその子会社であるジー・プランの手掛けるネット広告事業で確認された。取引を通じ外部に流出した額は26年3月期までの連結営業利益のうち330億円に上るとしていた。
KDDIは1月中旬、特別調査委による調査を開始。2月上旬には過大計上した売上高などの影響額を精査するため、25年4〜12月期の連結決算の開示を延期すると発表していた。
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