NECの顔認証技術で決済する様子(6日、東京都港区)

NECは6日、都内のカフェで顔認証技術を使って決済をするサービスを公開した。スマートフォンやクレジットカードを用いることなく、素早く商品を購入できる。次世代の決済手段として飲食店に普及させることを目指す。

顧客は事前に専用サイトで顔写真を撮影し、顔とクレジットカード情報をひも付ける。店頭では顔認証とパスワードの入力だけで、数秒で決済できる。クレジットカードやQRコード決済などを利用する場合と比べて、店員側で必要な操作も少ない。事前に回数券を購入した場合、決済の必要もなく顔認証で受け取ることができる。

顔認証は顧客情報と結びつけることで、オフィス入居者への割引など個別サービスを提供しやすくなる。新たに決済サービスを導入する手間などはあるものの、顧客は手ぶらでも決済できる点などをアピールする。

1日から実施している実証実験では、カフェに1日あたり数百人訪れ、3割ほどの顧客が顔認証による決済を利用しているという。飲食店や商業施設などへの展開を想定する。

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