
ダスキンは1日、大阪・関西万博の会場で地震などの大規模災害を想定した防災訓練の体験会を開いた。地震などで倒壊した一軒家を模した訓練用設備を使用。約100人の来場者に崩落した建物に閉じ込められる圧迫感を実際に体験してもらった。崩壊家屋の天井部分に穴を開けて救出するデモンストレーションも実施した。
同社の訓練設備の認知度を高め、地方自治体や消防団、教育機関などへ導入を促す。今回の体験会に参加した来訪者からは「自宅の耐震性をしっかり確認したい」といった声も聞かれた。
ダスキンの訓練用設備「レスキュートレーニングモジュール」は、防災関連の新興企業である「減災ソリューションズ」(東京・千代田)が開発した。各地で訓練できるようにトラックで運搬でき、人の手で簡便に設置する仕様になっている。
ダスキンは減災ソリューションズと連携し、6月末から全国規模でこの設備のレンタルを始めている。
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