
JR九州は1日、8月上旬に鹿児島県などを襲った豪雨で不通になっている肥薩線の吉松―隼人間で代替バスの運行を始めた。2学期開始に合わせて、通学・通勤のため平日の朝と夕方・夜のみ走らせる。吉松駅前発・隼人駅前行きの下りは5便、上りは6便。隼人駅での鹿児島市方面との乗り継ぎを考慮したダイヤとした。
肥薩線は線路を支える土台が山間部で崩れており、道路アクセスが悪いため、復旧工事は長期化する見通しだ。同じく被災した日豊線では国分―霧島神宮間で8月26日から代替バスが運行しており、JR九州は9月下旬ごろの鉄道再開をめざしている。
肥薩線の不通区間がある霧島市と湧水町は8月29日、代替バスと鉄道復旧時の列車の本数を十分確保することなどをJR九州鹿児島支社に要望した。
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