リクルートは1日、オンライン学習教材「スタディサプリ」の塾向けサービスを2026年3月に終了すると発表した。事業環境の変化やサービスの利用状況を理由としている。スタディサプリでの学習継続を希望する生徒は、個人会員に切り替えれば映像授業の受講を続けられる。学校向けのサービス提供も継続する。
スタディサプリの塾向けサービスは21年から販売するICT(情報通信技術)教材。個人会員にも提供している約4万の映像授業に加え、宿題配信、学習履歴の管理などを各学習塾が一括でできることが特徴。
リクルートは3月に「スタディサプリ」の中学生向けコース「スタディサプリ個別指導塾オンライン中学講座」の提供を取りやめている。6月には大学受験生向けの一部コース終了も発表しており、スタディサプリ事業の縮小が続いている。

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