川越プリンスホテルでは埼玉県産食材を使った食事が楽しめる=同ホテル提供

川越プリンスホテル(埼玉県川越市)は11月末まで、館内5つのレストランで「埼玉県フェア〜秋の収穫祭〜」を開催する。県産の野菜や武州和牛だけでなく、県内企業が規格外の農作物から製造した調味料などを使ったメニューも開発した。埼玉の魅力を発信しながら、食品ロス削減などについて考えてもらうことを狙う。

同ホテルの和食、中国料理などの各レストランで県産食材や地元企業の製品を使ったメニューを提供する。段ボール製造の三共木工(同市)が運営する農場「@FARM」のトマトジュースを使用したロールキャベツやカクテル、県産の狭山茶やイモを使用したモンブランの食べ比べなどを楽しめる。

サステナブル(持続可能な)素材を使ったメニューも提供する。ASTRA FOOD PLAN(同県富士見市)が開発した農産物の端材を乾燥させた粉末の調味料「ぐるりこ」を使ったミートローフ、川越開運堂(同県川越市)が規格外の川越いもで製造した「川越紅赤芋みつ」を使った豚肉のローストなどを用意した。

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