サトーのラベルプリンターの新製品

産業用プリンター大手のサトーは、2026年1月から国内外でラベルプリンターの旗艦モデルを発売すると発表した。過去の発行枚数などの使用履歴をもとに、交換が必要になりそうな部品を特定してサトーのサービス員に遠隔で伝える機能を備える。故障前に部品交換ができ、顧客の生産性の向上につながる。

ラベルプリンターの主力ブランド「スキャントロニクス」から新製品2機種を発売する。印字速度は現時点では非公開としているが、自社ラインアップで最速になる。価格はオープン価格としている。

保守機能を刷新した。これまではサトーのサービス員が定期的に顧客を訪問し、プリンターの使用状況を確認していた。新製品では機器本体に自己診断機能が搭載され、点検のないタイミングでも故障の予兆を知らせ、部品交換ができるようになる。

2030年までにグローバルで30万台の販売をめざす。主に製造業や物流業向けで普及をねらう。

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BUSINESS DAILY by NIKKEI

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