農林水産省は、随意契約の備蓄米によるコメ価格への影響などをより正確に示したいとして、6月から全国のスーパーなどおよそ6000店舗を対象にした民間のデータを公表しています。
それによりますと、8月10日までの1週間に販売されたコメの平均価格は、5キロあたり税込みで3508円と前の週から7円下がりました。
3週ぶりの下落となったものの値下がりの幅はわずかで、農林水産省は、価格が安い随意契約による備蓄米の販売ペースが落ち着き、価格に与える影響が薄れてきているとみています。
地域ごとにみると、もっとも高かった「北陸」が4022円と、1か月半ぶりに4000円台となった一方、もっとも安かった「東北」は3235円で、地域ごとの価格の差は最大で787円と前の週より拡大しました。
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