静岡市議会は新アリーナや新スタジアムを巡り特別委員会を開いた(2日)

静岡市議会は2日、JR東静岡駅前の新アリーナ、JR清水駅前の新スタジアムの整備を巡る調査や意見交換のため特別委員会を開いた。市がアリーナ計画やスタジアム候補地活用の進捗を報告し、委員からは規模や費用負担、民間投資の動向などについて質問や意見が相次いだ。

スタジアムを巡っては市が8月15日、清水駅前にあるENEOSの遊休地を活用することで同社と合意書を結んだ。約14ヘクタールの土地の一部を購入し、2026年度当初予算案に土地取得費を計上する方針。IAIスタジアム日本平の改修案と費用などの比較を踏まえ、25年度内に新スタジアム整備を最終決定する。

一方、議会への事前説明が不十分だったとの指摘も出た。委員会後に取材に応じた鈴木和彦委員長は「今後(議論を)スムーズに進めるには議会と一緒になってやっていくべきだ」と話した。

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