アズマの発売した新たなグリルは、煙を抑制する2つのファンが特徴だ(同社提供)

家電メーカーのアズマ(さいたま市)は、焼き肉料理などの煙や匂いを大幅に抑制する新たなグリルを9月1日に発売した。「送風」「吸引」の2種類のファンで煙が立ち上るのを防ぐ。家族や友人で食卓を囲む際の利用を見込む。

新製品の「AirGrill(エアグリル)」は、片側に搭載した送風ファンが残り片方の吸引ファンに向けて煙を送り込む。水を張ったプレート下のトレーに煙を誘導して、匂いを抑える。煙の抑制効果は条件にもよるが、使用開始4分後の場合、煙の約95%をカットできるという。

アズマの新たなグリルの仕組み(同社提供)

温度は80度から240度までの5段階で調整、幅広い種類の料理に対応できる。希望小売価格は1万4800円。全国の家電量販店やオンラインストアなどで販売する。年間1万台の販売を目標にしている。

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