日本とベトナムは、2014年から農業分野での協力をめぐって定期的に閣僚級の対話を続けていて、4日、小泉農林水産大臣はベトナムのチャン・ドゥック・タン農業環境相と会談しました。

このなかで小泉大臣は「農林水産物の貿易など両国の関係は緊密になっている。今回の意見交換を通じて両国の関係を一層進化させたい」と述べました。

これに対し、ベトナムのタン農業環境相は「ベトナムの農業において、日本は重要なパートナーだ。日本企業からの投資やノウハウの提供に感謝している」と述べました。

このあと小泉大臣とタン農業環境相は、2030年までの5年間にベトナムで「スマート農業」と呼ばれる最新の農業技術を普及させることや、日本企業によるベトナムへの食品の輸出を政府間で支援することなどを盛り込んだ農業分野での協力に関する計画をまとめました。

会談のあと、小泉大臣は記者団に対し「この計画をもとに両国の持続可能な農業食料システムの構築を一層推進していく」と述べました。

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