
JR東日本は9日、鉄道やバス、タクシー、ライドシェアなどのモビリティー(移動手段)事業に関する中長期戦略を発表した。柱の一つに安全レベルの向上を据え、ホームドアの設置や衛星を活用した保安システムなど新技術の導入を推進。2031年度までに23年度比で鉄道の運転事故を3割減らし、ホームでの人身障害事故を8割減らすことを掲げた。
山手線で運転士が同乗しない自動運転を35年までに始める方針も示した。異常時の対応のため運転席に保安要員が乗ることを想定している。28年をめどに自動列車運転装置(ATO)を導入することを目指し、車両の改造や地上設備の開発を進める。(共同)
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