中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと、8月の新車の販売台数は輸出を含めて285万7000台で、去年の同じ月と比べて16.4%増えました。
これは、政府が推し進める自動車の買い替え促進策の効果で、EVなどの「新エネルギー車」の販売が去年の同じ月と比べて26.8%増えたためで、販売台数に占める新エネルギー車の割合は、48.8%となりました。
また、全体の輸出台数は61万1000台となり、去年の同じ月と比べて19.6%増えました。
ただ、中国の国内市場では、値下げ競争の激化によって自動車メーカーの経営環境が厳しさを増しているほか、アメリカと中国による貿易協議の先行きは依然として不透明で、今後、販売動向にどう影響するかが焦点となります。
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