資源リサイクル業のエンビプロ・ホールディングス(HD)は11日、東京証券取引所からプライム市場からスタンダード市場への市場区分変更を承認されたと発表した。移行日は18日。流通株式時価総額が上場維持基準を満たしていなかったため6月に変更を申請していた。
2023年8月に公表したプライム市場の上場維持基準への適合計画も撤回する。今後は焼却灰からの金銀滓(さい)回収事業など、環境負荷の低減とコスト効率の改善を両立させる事業に注力し、収益性の向上を目指す。同社は「中長期的な成長を通じ、再びプライム市場への挑戦を目指す」としている。
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