連携協定を結んだ長野県健康福祉部の笹渕美香部長㊨とユーシービージャパンの大橋陽平本部長(11日、長野県庁)

長野県とベルギー製薬大手の日本法人ユーシービージャパン(東京・新宿)は11日、てんかんへの正しい理解を促すための連携協定を締結した。症状などについての理解不足から患者が就労に際して不利益を被ることなどを防ぐため、協力して啓発活動を行う。同社が地方自治体とてんかんに関する連携協定を結ぶのは初という。

具体的な施策については未定で、今後検討を進める。同社の担当者は協定を結んだ理由について、県が2020年に信州大学医学部付属病院を「てんかん支援拠点病院」に指定し診療や相談体制の整備を積極的に進めてきたことなどを挙げた。

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