品評会で受賞したぶどう(11日、東京都中央区)

農産物などの産地直送サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデン(東京・港)は11日、ぶどうの品評会を開いた。全国の68のぶどうを17人の審査員が評価した。総合大賞はツジファーム(山梨市)の「サンシャインレッド」だった。生産者のこだわりをアピールし売り上げ拡大につなげる。

総合大賞のほか「次世代の品種賞」「深みのある甘さ部門」「さわやかな甘さ部門」「シャインマスカット賞」などの部門賞も設定した。果物専門店のバイヤーや野菜ソムリエなどが審査員を務めた。ビビッドガーデンの秋元里奈社長は「一人一人の生産者のこだわりや品種にもっと光を当てるためにたくさんの賞を用意した」と話した。

食べチョクは2024年から全国の生産者を対象に品評会を始め、これまでにイチゴや桃の品評会を開催した。品評会で受賞し年間の売り上げが10倍以上になった生産者もいるという。

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