
栃木県は県内の地酒を味わえる特別列車を10月18日に運行する。東武鉄道の車両を貸し切り、北千住駅から東武日光駅までの区間を片道運行する。車内では片山酒造(日光市)、渡辺佐平商店(同市)、小林醸造(鹿沼市)、第一酒造(佐野市)の日本酒を飲み比べることができる。
イベント名は「地酒列車ささら号で行く『とちぎ美酒街道』」。東武鉄道の団体・臨時電車用車両「スカイツリートレイン」を使用する。一部の座席が窓に向いており、運行中の景色を楽しめる。定員は100人で、旅行業の東武トップツアーズ(東京・墨田)が9月26日まで申し込みを受け付ける。参加費はひとり9800円。
終点の東武日光駅前では、栃木県産の日本酒やクラフトビールの試飲を実施する。地元酒蔵の商品の販売も予定している。栃木県の担当者は「栃木の酒の需要やファンの拡大につなげたい」と話している。
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