PSAジャパンの浅枝大志ゼネラルマネージャー(左)とSODAの鍛哲史COO(12日、東京都千代田区)

フリマアプリの「スニーカーダンク(スニダン)」を運営するSODA(東京・渋谷)は12日、トレーディングカードの鑑定を手掛けるプロフェッショナル・スポーツ・オーセンティケーター(PSA)日本法人とパートナーシップを締結したと発表した。偽造のトレカを減らし、安全なトレカの取引拡大に向けて2社で連携する。

連携の第1弾として19日、PSAは世界初となる直営店舗「PSA Lounge Tokyo」をスニダントレカ秋葉原店(千代田区)内にオープンする。PSAはグレーディングという製造年などの調査から正規品であるかの鑑定、カード状態の評価、ケースで保護するまでの一連のサービスを提供する。

これまで日本でのPSAのサービスは郵送での申し込み、英語の申請入力が求められることで普及が進んでいなかった。直営店ではトレカを持ち込むだけで簡単に手続きできる。PSAジャパンの浅枝大志ゼネラルマネージャーは「スニダンの店舗でカードを売買する人が同じ建物でグレーディングできるようになることで安全なカードの取引が増える」と期待する。

今後はスニダンのアプリと連携した新サービスの検討や、イベントでPSAのポップアップ(期間限定)店を出すなど連携を深めていく予定だ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。