
日本酒「久保田」などを醸造する朝日酒造(新潟県長岡市)は、秋限定のクラフトジンを発売した。ジンの味や香りの決め手となるボタニカル(草根木皮)は通常の16種類に、キンモクセイなどを追加して里山の秋を感じられるよう仕上げた。同社は今後、春夏秋冬の各季節限定のクラフトジンを発売していく考えだ。
秋限定の「KUBOTA GIN 秋ふくる」はボタニカルに、新潟県村上市の和紅茶である「雪国紅茶」や京都のいり番茶も追加。奥行きを感じるふくよかな味わいに、落ち葉やたき火を思わせる枯れた香りなどで秋を表現した。ラベルにも黄色や赤色などを使い、秋らしさを演出した。
700ミリリットル入りで価格は6500円(税抜き)。限定1000本で同社のオンラインショップのほか、関連企業が新潟市と長岡市で出店する3店舗でも販売する。朝日酒造は2024年にクラフトジン市場に参入した。
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