同じ英語教材で学ぶフランスの子どもたちとオンライン交流会を企画した(大阪府豊中市の南桜塚小学校)

大阪府豊中市は7〜9月、公立の学童保育に英語学習を取り入れる実証実験に取り組んだ。英語がネーティブの子どもたちの発音やジェスチャーをまねるデジタル教材を試した。今後、学童保育や小学校での放課後の過ごし方の充実に活用できるか検討する。

南桜塚小学校の児童15人程度を対象に実施した。夏休み期間を中心に毎日10分程度、フランスに本社を置く事業者が手掛ける「KOKORO lingua」の動画を視聴してもらった。この教材は3〜10歳の子ども向けで、20カ国以上で利用されている。

英語動画教材を視聴する子どもたち(大阪府豊中市)

最終日には、同じ教材で学ぶフランスの小学校とのオンライン交流会も企画。互いに英語で自己紹介したり、好きな色や食べ物について発表したりした。

教材を扱う事業者が小学校低学年から英語を学ぶ新しい方法を探ろうと、豊中市に実証実験を提案した。「このモデルを日本の他の学校や自治体にも広げたい」としている。

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