リニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の予定地周辺(4月撮影、甲府市)

JR東海は17日、リニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の新設工事契約を名工建設、鉄建、早野組(甲府市)3社の共同企業体(JV)と締結したと発表した。2035年以降の開業が見込まれる品川―名古屋間の駅では最後の未着工の駅で、25年度内の着工をめざしている。

契約したのは甲府市に建設する山梨県駅の駅舎構造物(建築面積約1万5000平方メートル)と高架橋(約960メートル)、橋梁(約310メートル)など。一部は隣の中央市にまたがっている。工期は31年12月10日まで。今後、施工計画を協議し、環境保全措置や地元の説明会などを経て工事に着手する。

【関連記事】

  • ・山梨県の基準地価、商業地33年ぶり下げ止まる 甲府市中心街は上昇
  • ・リニア中央新幹線、全線の9割がトンネル いつ開通?
  • ・JR東海、リニア河川橋を初公開 最長の「釜無川橋りょう」など
地域ニュース

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。